巨大地震

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シントン州はアメリカ西海岸の北部に位置しています。大リーグのマリナーズの拠点であるシアトルなどがあります。アメリカは歴史の非常に浅い国で、巨大地震のような数百年に1回しか起こらないような出来事はほとんど記録がありません。300年ほど前にカスケード地震と言う巨大な地震が発生しました。当時、当地にはインディアンは住んでいましたが、文字記録などは持っていませんでした。彼らの伝承と津波堆積物の痕跡から巨大地震発生の事実や大体の発生時期までは明らかになっていました。ところが、さらに正確な巨大地震発生の時期が分かる資料が日本で見つかりました。カスケード地震は巨大な津波を伴うものでした。津波はアメリカ西海岸を襲うと共に、太平洋を横断して日本列島にも到達しました。当時の日本は江戸時代で戦もい穏やかな時代だったこともあり、津波襲来に関する古文書が東北地方で残されていました。この古文書に記された各地の津波到達状況から逆算することで津波発生源や発生時刻を明らかにすることが出来ました。東日本大震災では逆に津波で流された船舶などがワシントン州の海岸に漂着しました。
 日本とワシントン州は太平洋を挟んでいても海を通してお互いの苦労を知る関係にあります。これは一緒に暮らしていた祖母の話です。祖母は100歳まで割と元気で生きられたので大往生だったと思います。しかし高血圧の家系に生まれて若い頃から血圧が高めだったため、私が物心付いた時には(祖母70代前半)血圧の薬を朝昼晩ときっちり飲む生活をしていました。
祖母が90歳を過ぎた頃でしょうか。「めまいがする」とよく口にするようになりました。相変わらず血圧の薬は飲み続けていて、血圧は安定しているはずなので原因は他にあるだろうと家族で様子を見ていました。しかし結局のところ、血圧の薬を減らして(一日一回)みたらめまいが無くなったのです。どうやら降圧剤で血圧が下がりすぎてめまいを引き起こしていたようなのです。
血圧の薬を勝手に止めては行けないと聞いたことがあったので、薬を減らすことにも私は反対したのですが、祖母の娘である私の母(元看護師)が判断して実施しました。
歳を取ると血管の状態や活動量など様々な要因で血液循環が悪くなります。循環しにくい血液を廻らせるためには血圧を上げないといけないのです。何十年もかかっていた近くの内科医がろくに祖母の状態も診ずに同じ薬を同じだけ飲ませ続けていたことに憤りを感じましたが、これは一般人も知っておくべきことだと思いました。
血圧は一日のうちにも変動がありますし、季節でも変わります。そして、何よりも年齢と共に高くなって当たり前なのです。血圧に伴う症状があればまた別ですが、やたらと数値の変動ばかりを気にしてしまうのは考えものです。身体に必要があって上げている血圧をむやみに下げてしまわないよう気を付けましょう。